前回の続きです^^
眠れぬ一夜を明かした私たちは、青木ヶ原樹海にある溶岩洞を探しに行ってきました。
樹海の中にある溶岩洞はどんなところなのでしょうか?
◇目次◇
富士風穴
まずは富士風穴へ。
ここは山梨県側にある青木ヶ原樹海の中の溶岩洞です。
一般公開はされておらず、許可を取るかエコツアーに参加することで入ることができる洞窟になります。
今回、私たちは許可を取って入ってきました。
ちなみに、どの洞窟へ入る場合も計画書などの書類申請をし、許可を取ってから入っています。
許可なき立ち入りは懲役、禁固または罰金に処される場合がありますのでご注意ください。
この洞窟は国の天然記念物に指定されている洞窟なので、むぎは洞口待機。
入れる洞窟であっても、縦穴であったり、むぎには危険な場合が多いので入れないことがほとんど。
なので洞口待機も慣れたもの。
何かあればむぎが助けを求めて里へ降りるシステムとなっていますU^ェ^U
中に入るとすぐに現れる氷。
洞窟の中はその地域の年間平均気温で保たれているため、夏は涼しく、冬は暖かく感じるのですが、氷があるだけあってめっちゃ寒い!
奥へ進むにつれ地面は氷で覆われ、また下に向かって傾斜になっているので滑る滑る(・_・;
それでも本土ではなかなか見る事の出来ない立派な氷筍を観察しながら奥へと進んでいったのでした。
入り口から奥までは約200m。
その最奥にはなぜか絵馬が。。。
1997年のものでした。
こんなところになぜ絵馬が?
富士信仰の名残だろうか?
帰る途中にも2つ絵馬を見つけ、宝探しのような気分で溶岩洞の探検を楽しんだのでした^^
出てみると反対側にも洞口があります。
恐妻家男子と冷静沈着女子が入っていったのでハーレー女史と後を追います。
狭い箇所をいくつか抜けると突然広がる広い空間(狭い箇所は落盤地帯)
そこには先ほど見たのとは違う、透明に輝く美しい氷筍が鎮座していました。
その奥もかなり続いていましたが、氷筍があったのは入り口から入ってすぐのそこだけ。
引き返し、次の洞窟を目指します。
富士の樹海をさまよい歩く
次に目指すのは背負子の穴。
恐妻家男子がプロット図(穴の位置図)をGPSに落とし込んでいたので、それを頼りに探します。
が、なかなか見つからない(>_<)
プロット図周辺をみんなで手分けして探しましたが、見つけることができません。
GPSの少しの誤差で見つけられない場合もあれば、全く違うポイントに落とし込んでいる場合もあるので、念の為もっと広い範囲で探すことに。
すぐに見つかるだろうと思っていたのでGPSをセットしてこなかった私。
しばらく歩くともう右も左もわかりません。
似たような景色なので本当に迷う(・_・;
こんな時はmuGiPSの出番ですU^ェ^U
山狩りと言って、洞窟探しをする時、道無き道を歩くのですが(前人未到の洞窟を探す場合の道は険しい)どこから来たかよく分からなくなります。
もちろんGPSをセットしていれば何の問題もないのですが^^;
そんな時、むぎは地面の匂いを嗅ぎながら来た通りの道を戻るんです。
これは警察犬などの特殊な訓練を受けた犬にだけ与えられた能力だと思っていましたが、どうやらどの犬にも標準装備のようです。
なのでとりあえず車までは戻れるのでひと安心^^
ということで、数時間にわたって探しに探し回りましたが見つけられず。
タイムリミットとなり、諦めて帰ることになりました(;_;)
※さまよい歩きながら洞窟を探しているうちに仲間とも合流しました。
それでも途中、倒木の溶岩樹型や、雪を見ることもでき、富士の樹海の神秘を存分に味わうことができたので大満足♪
今回行ったのは6月ですが、洞窟内はとても涼しく、暑い夏に訪れるにはぴったりの場所です。
富士風穴はツアーもあるようですので、ご興味のある方はそちらを利用して行かれてみてください^^
溶岩洞の旅はこれで終わりですが、旅はまだまだ続きます♪
今回の詳しい動画はこちら↓↓↓
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