今回も前回に引き続き、岡山です^^
岡山には数多くの洞窟があり、その中でも初心者が楽しめる洞窟へ4つ入ってきました。
これらの洞窟は新見市・真庭市教育委員会へ入洞許可の申請が必要になります。
許可が降りても初心者だけで入るのは大変危険です。
行かれる方は慣れた人と一緒に入るようにしてください。
キャンプ場の朝
前日は3次会まで飲んだものの、朝6時にスッキリ目覚めました^^
まずは前日見れなかったダム湖を眺めながらむぎと周辺散策を楽しみ、それから朝食の準備。
前日に寄った「道の駅かよう」はブルーベリーとピオーネなどのぶどうが有名ということで、ブルーベリージャムを作って食べることに。
ぶどうの類は一般的に犬には良くないと言われていますが(ポリフェノールがダメ)ブルーベリーはぶどうとは異なる成分でできていて、犬の健康にいいと言われています。
そこでむぎも一緒に食べられるよう、砂糖を一切使わないブルーベリーのみでジャムを作りました。
作ってみるととても簡単な上に甘酸っぱくて、めちゃくちゃ美味しかったのでオススメです^^
むぎもパンにつけたブルーベリージャムを喜んで食べてくれました。
夜に作った串揚げがまだ少し残っていたので、それも揚げたらお腹いっぱいに♪
しっかり食べてパワーチャージしてから洞窟へ向かいました。
宇山洞と土橋の穴
待ち合わせ場所へ到着したら、今回入隊したばかりの新人、カレー女子が広島からカレーの移動販売車にのってやってきてました(広島市内でカレー屋さんを営んでいる)
てっきりカレーが食べれるのかと期待してしまいましたが、今回は持ってきてないとのこと。次回に期待です♪
もう一人、愛知県から日帰りで参加のガチ探検女子も到着。
今回は計6名で入ります。
まずは宇山洞へ。
宇山洞は天然記念物に指定されている洞窟で、総延長1500m、高低差は105m、20m×20mの大きな洞口が特徴の洞窟です。
この洞窟へは6年くらい前に一度だけ入ったことがあるのですが、あまり記憶に残っておらず、しかも再奥まで行ってないので、今回初めて入る気分で入ってきました。
崖のようなところをフリーで降り、狭い竪状の穴をチムニーで降り、狭い水路を匍匐前進で越え、辿り着いた先は何もないという・・・
でもだいたいそんなものです、洞窟って。
そこまでに至るプロセスが楽しいのであって、再奥に絶景や秘宝を求めてはいけません(たまにあるけど)
奥ではガチ探検女子の「ラオス秘話」と冷静沈着女子の「インドネシア秘話」を聞いて大いに盛り上がって戻ったのでした。
ちなみにラオス秘話の「ピー音」は外せないかと交渉してみましたが、やはりダメでした^^;
詳しく話を聞きたいって方は、入隊をオススメします^^
その後は少し車を走らせて土橋の穴へ。
到着してみると現場の様子がなんかおかしい。
山奥の辺鄙な場所に、車が3台も停まっているんです。
まさか先客が?
半信半疑で洞窟に行ってみると、そのまさかでした!
しかも聞けば恐妻家男子の知り合いで、昔一緒に洞窟に入っていた仲間だというではありませんか。
8年ぶりくらいの再会だそうで、日本全国には数え切れないほどの洞窟がある中、岡山の、しかもケイバーでもあまり入らないような「土橋の穴」で再会するなんて。
世の中狭いですね^^;
土橋の穴は距離は短いものの通り抜けができる珍しい洞窟です(抜けられない方が多い)
また洞口部分には立派なナチュラルブリッジがあるのが特徴。
ナチュラルブリッジにはコウモリのコロニー(集団でぶら下がってる)もありました。
先ほど待たされたむぎは「今度は置いて行かれてなるものか」とヘッドライトもつけてないのにずんずん入って付いてきます。
でもこちら側は入り口からすぐのところにフリーで降りるにはちょっと厳しいと思われる高さ5mくらいの滝があり、今回は竪装を持ってきてないのでここで引き返すことに。
竪装があれば上から通り抜けが可能でした。
山をぐるりと迂回して反対側の入り口から入り直しました。
ここではむぎはお留守番。
洞口は涼しいので待ってもらうにはちょうどいいポイントです。
こちら側はトレンチ(蛇行した狭い通路)を抜け、ちょっとした滝を登って進むと先ほどの滝に到着しました。
こちらの洞窟は許可はいりませんが※1、やはり危険なので初心者だけで入ることはお勧めできません。
※1こちらの洞窟は真庭市の許可が必要でした^^;
初めてのリゾートホテル宿泊
この日の宿泊は「愉快リゾート輝乃湯」に泊まりました。
いつも岡山へ遠征に行くときは「岩中作業所」と呼ばれる無料で泊まれる小屋※2に泊まっています。
岩中作業所は掘っ立て小屋に汚い畳(コラッ)があるだけの非常にシンプルな建物で(地元の方がご好意でケイバーを泊めさせてくれている)いつもはこちらでお世話になるのですが、岡山では7月の豪雨の影響で落ち込んだ観光客を呼び戻すために、宿泊が最大で半額になるクーポンの配布をしているということで、少しでも力になれるのであればと今回は特別に宿を取ることにしたのでした。
ペットは不可の温泉宿なのですが、宿の裏手にむぎを繋がせていただけることになりました。
暗くて動画には映らなかったのでこの時は撮らなかったのですが、なんども様子を見に行って、差し入れもして、周辺を散歩してますのでご心配なく^^;
また夜になると思いのほか外は寒く、これだと外より車内の方がいいだろうということで移動、朝は車内が暑くなる前に迎えに行きました。
夜ご飯はご当地グルメバイキングを味わい、温泉宿ならではの卓球、マッサージ、部屋飲み、寝る前には外湯を楽しみ、輝乃湯を存分に堪能したのでした。
部屋飲みではカレー女子が広島弁炸裂で笑いを誘い、ハーレー乗りという驚愕の事実を知るなど(カレー女子改めハーレー女子)新入りとも距離を縮め、大いに楽しみました。
ちなみにこれだけ楽しんで一人一泊4000円ほどです。
洞窟合宿はいつも過酷なだけに、初めての贅沢な合宿にみんなで感動を覚えたのでした。
今でも楽天トラベルなどで検索すると指定の宿が安く泊まれます(クーポンの枚数は限定)
また真庭市でも別にクーポンを発行していて、場合によっては両方のクーポンをWで使うこともできますので、この機会に岡山へ行かれて遊びに行かれてはいかがでしょうか?
岡山には真備町で被災した仲の良い友人もいます。
真備町に限らず災害で被災した地域の1日も早い復興を祈っています。
※2こちら有料だそうです(私はいつも車で寝てたので払ったことがなかったため無料と思ってました)
湯川第3洞・第5洞
翌日は前日に帰ったガチ探検女子を除いた5名で湯川第3洞と第5洞へ行きました。
過去に第3洞は1回、第5洞は3回ほど入っています。
しかも水穴なのになぜか毎回冬に入るという、ドM祭りを開催^^;
一度などは2月に入って、出てきたら雪が降っていました。。。
そんな雪の舞う中、ブルブル震えながら川の中を歩いて帰ったのは楽しい思い出です^^
動画では時間の関係でかなりはしょってますが、第3洞は洞窟までのアプローチがプチシャワークライミングを味わえて楽しいですし(洞窟内も巨大なフローストーンや大量のコウモリ、大きなプールなどいろいろ楽しめます)
第5洞は自然が作ったとは思えないほど美しい形状のプールに、狭い箇所を抜けたら大きな滝に出るなど、どちらも見所満載です。
夏場はツアーもあると聞くので興味のある方はそういったイベントを利用していかれるといいかも知れません^^
今回は9月なので割と快適でしたが、それでもやっぱり寒かった!
外に出たら太陽の日差しが暖かくて、太陽の恵みに感謝せずにはいられないのでした。
陽の光が届かない場所で過ごすと、当たり前に上がる太陽がめちゃくちゃ有難く感じられるので、一度は経験してみることをオススメします(^ω^)
2日目は2つの洞窟にサクッと入り、午後には帰路についたのでした^^
今回は素敵なキャンプ場にリゾートホテルと、今までの活動ではあり得ない豪華な洞窟合宿となりました。
普段やらないことをやるって、やっぱり楽しくてイイですね♪
その時の様子は動画でもどうぞ↓ ↓ ↓
コメントを残す