【わんこと行く高野山】寺院巡りと宿坊体験

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7月末、自然農を学ぶために和歌山を訪れていた私たち。

せっかく和歌山まで来たので、久しぶりに遊んで帰ることにしました。

標高の高い高野山で車中泊をするつもりでしたが、むぎと泊まれる宿を見つけたので、急きょ宿坊に泊まって高野山を観光してきました🎶

高野山ぽで寺院巡り

周囲を1000m級の山々に囲まれた標高約800mに位置する日本では他に例を見ない宗教都市です。

そして神社仏閣はペット不可の場所が多いですが、ここ高野山は一部を除いて境内はすべてわんこと一緒に回れます。

それは高野山が犬との関わりが強い土地だからかも知れません。

弘法大師 空海は犬に導かれ高野山を発見しました。

それから約1200年の時を経た昭和60年代、慈尊院近くに住みついていた紀州犬と柴犬の雑種である白い雄の野良犬が現れます。

その犬は誰が教えたわけでもないのに高野山への参詣者の道案内をするようになりました。

その道のりは22kmの長く険しい山道です。

いつしかこの野良犬は「ゴン」と呼ばれるようになりました。

ゴンは「お大師の案内犬の再来・生まれ変わり」「お大師さんの犬」などと呼ばれ親しまれたそうです。

そして高野山を案内したゴンがいつしか慈尊院をねぐらとし、  慈尊院を発って  夕方に高野山上の大門まで道案内し、夜には慈尊院に戻るという毎日を送るようになったそうです。

2002年6月5日  息を引き取りましたが 、あまりに参詣者から愛されていたゴンを惜しみ、同年7月23日に慈尊院境内の弘法大師像の横に ゴンの石像が載せられ「高野山案内犬ゴンの碑」が建ちました。

ゴンが亡くなった日は、弘法大師のお母さんの命日だったそうです。

これは弘法大師様を案内した犬の生まれ変わりと思われて当然ですよね!

いや、間違いない!

そんな訳で、高野山はペットに優しい宗教都市🐕

わんこ連れで行かれるときの参考になさってみて下さいね😊🎶

初めての宿坊体験

今年こそは車用のクーラーを購入する予定でしたが、諸事情あって入手することができず。

真夏ということもあって、老齢のむぎと車内で寝るわけには行きません。

標高の高いところで車中泊をしよう!

そこですぐ近くの高野山へ上がることにしたんです。

標高は800mあるので、真夏でもぐっすり眠れると思いますが、久しぶりの車中泊ということもあって、若干不安がありました。

数年前、高野山をむぎと訪れたいと思った時があって、その時調べた限りでは、それより数年前までは数件の宿坊がペット可として存在していたようでしたが、もう見つけることはできなかったので、諦めていました。

そういえばあれから一度も調べてなかったっけ・・・

もしかしたらまた新たにペット可の宿坊が出来てるかも?

そんな淡い期待を胸に急きょ調べてみると、これがあったんです!

それが櫻池院(ようちいん)さんです。

正確にはここは前からずっとペット可だったようなんですが、大々的に宣伝をしていなかったということもあって、見つけることが出来なかったようです。

10分前の電話にもかかわらず、快く泊めていただくことができました🙏

この日は自然農の勉強会で夕食を食べ、そこで温泉にも入っていたのであとは寝るだけです。

初日は素泊まりにして、翌日、食事付きでもう一泊させていただくことにしました。

初めての朝のお勤めに、初めての精進料理、瞑想はちょっとだけ経験あるけど、写経も初めて。

初めて尽くしの楽しい旅となりました✨

ペット可とはいえ、ペットのための用意はほとんどありません。

宿坊というのはお坊さんや参拝者が泊まるための施設であって、中には観光目的では泊まれない宿坊もあります。

そんな訳で、泊まらせていただけるだけでもありがたいんです。

しかもペットと泊まれる宿坊は櫻池院さんだけですからね。

以前はいくつかあったペット可の宿坊がなくなったのは、いろいろあったからだろうと想像します。

私たちは急なお泊まりだったこともあって、用意が十分ではなかったのは反省すべき点ですが、みなさんはしっかり準備してお泊まりくださいね!

※ペット連れで泊まられる際は、必ず事前に電話でご相談ください。

しつけがまだ出来てなくて、宿には泊まれないという方もいらっしゃると思いますが、トイレ付きの大きな無料駐車場もあるので、車中泊は可能です。

天気がいいと日中は流石に暑いですが、朝晩はかなり冷え込みますので、風邪などひかない様お気をつけ下さい🚗💤

高野山へ行くなら、一度は宿坊体験されることをお勧めします🤗🐶🐾

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