【雑種犬むぎの大冒険】秋田の山奥に湧く野湯を探せの巻♨️2019年5月

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前回の続きで、今回は乳頭山に登ってきた時のお話です^^

実はこの日、乳頭山に登る予定はなかったんですが、いろいろあって急遽登ることになったのです(・_・;

一体何があったのでしょうか?

てんやわんやの山登り。

まぁ結果オーライ?なので、温かい目で見守ってもらえれば幸いです( ̄▽ ̄;)

鳥海山から乳頭山に変更の訳

前回のブログで、秋田に来たのはBCをするためと書きました。

はい、鳥海山でBCをするために遠路はるばる関西から東北までやってきました。

前回もお世話になったBCガイドの峯岸さんに、早朝から開く美味しい海鮮のお店を教えてもらったので、朝早くに道の駅を出発。

オープンの7時少し過ぎに着いて、海を眺めながら美味しい海鮮丼をいただきます。

もちろんむぎにもマグロのおすそ分け。

そして待ち合わせの鳥海山へと向かいます。

鳥海山への道は8時を回らないとゲートが開きません。

ご飯を食べてたらちょうど良い時間になり、無事にゲートを通過。

ひとまずゲートを通過した旨を峯岸さんに伝えます。

すると

「あの、明日ですけど?」

「はい?」

 

 

よくあることです、慌てません。

本当はBCの翌日に登る予定だった乳頭山を目指してナビを設定し直します。

そんな訳で乳頭山に登ることになったのでしたヽ(;▽;)

なので、本当は三重から鳥海山を目指して走ってたので片道800kmだったのですが、そこから乳頭山へ向かったので1000kmを超えました。

1000kmひとりで運転したのは事実です。

でも2日かければ余裕か(^◇^;)

てんやわんやはまだまだ続きます。。。

乳頭山を登る事になったきっかけ

前々から歩いてしか行けない温泉に入りたいと思っていました。

そして出来ればBCで登って、滑り降りる途中に温泉入って下りたいと考えていました。

しかも有名どころじゃない、知る人ぞ知る秘湯です。

ネットで色々情報を探りますが、有名どころすぎて人が多そうだったり、むぎは到底連れては行けそうにないようなところしか出てきません。

それにBCで温泉に入る人はいないようで、滑れる山+野湯の情報が全く出てこないんです。

そんな時に乳頭山でBCをしたことがある人の記事を見つけます。

しかも途中に野湯があるとのこと(その人は入ってないけど)

行くなら厳冬期がいいな(野湯なので人がいないであろう季節)

でもいきなり厳冬期に雪山登るのは危険。

一度下見に行っといた方がよさそうだな。

東北方面へ行く機会があったらついでに下見してこよう。

1年半ほど前から温めていた計画を実行に移す時がきました。

そんなわけで登る事になった乳頭山。

本当は早朝から登りたいところでしたが、急遽登る事になったので、買い出しとかしてたらお昼12時を回ってしまいました´д` ;

情報によれば往復4、5時間くらいとのことなので、温泉に入っても日暮れまでには戻ってこれそうです。

念の為むぎと私のヘッドライトも準備していざ出発!

ちなみに今回の山登りがBCの下見と、温泉に入る事だというのはむぎには内緒です( *´艸`)

むぎと登る残雪期の山

今までもむぎと雪山は登ってきましたが、考えたら残雪期は初めてかも?

登ってみると上に行くほど雪が深くなり、斜度もきつくなってやむなくアイゼン装着。

ちなみにむぎはアイゼンが標準装備U^ェ^U

雪上では妖怪スリスリマンに憑依されたむぎは悶え楽しみ、私は外れかかるアイゼンと戦いながら登ります(おかげでアイゼン装着が上手になった)

高度を上げると絶景が待ってました♪

早速、道の駅で購入した秋田名物を食べようと準備に取り掛かりますが、

「あれ?ない!」

なんとメイン食材を持ってくるのを忘れた事に気づき、あえなく昼食抜きに。

よくある事なので慌てません。

ただただ悲しいだけです(;´༎ຶД༎ຶ`)

朝ごはんいっぱい食べといて良かった。。。

食事のためにと持参した2Lの水が重くのしかかります。

もっと鍛えよ、という神の思し召しかもしれません。

時間もないので先を急ぎます。

すると、突然現れるブッシュ

まさか、ここで藪漕ぎですか?

今日の神はどこまでも私に修行を強いてくる。

なんとかブッシュを越え、登山道に出たと思ったら今度は

スノーブリッジ踏み抜きまくり地獄が待っていた(;´Д`A

そして散々時間をかけて登ってきたので、下山にも時間を要する可能性が十分あり、このまま山頂を目指すと日が暮れてしまう恐れが´д` ;

安全第一なので下山します。

下山時はもっと大変で、踏み抜きに加えアイゼンつけたり外したりでもうヘトヘトに。

その点、むぎは自前の自動で出し入れできるアイゼンでスタコラサッサ。

軽いから雪を踏み抜いてもへっちゃら。

こうして残雪期の登山の大変さを思い知ったのでした。

マジで参った。

野湯

高度を下げるにつれ、だんだん硫黄の匂いが強くなってきます。

おっ、そろそろかな?

そう、今回の一番の目的は外でもない

野湯に浸かること♨️

そのために桶と酒を担いで上がってきたんですから♪

だから食材忘れました^^;(お酒に力を入れすぎた)

人間、色々持っていこうとすると何かしら忘れますねヽ(;▽;)

あ、毎回か(^◇^;)

マネージャーが欲しい・・・

話が逸れました。

目的の温泉「たっこの湯」に到着です。

この温泉は東北では有名な温泉らしく、情報はたくさん出てきました。

問題は野湯であるがゆえ、混浴であるということ。

さらに登山道のすぐ脇に湧く温泉ということで、登山者から丸見えなのです( ̄▽ ̄;)

でも大丈夫!

今回は残雪期なので人も少ないだろうと思って登ってきたけど、山頂付近で一人の縦走登山者に会っただけ。

さらに時間はもう夕刻

そして私には心強いボディーガードがいるU^ェ^U

とはいえ、こういう時に限って人って降りてくるもので、念の為水着を着用しての入浴です。

どうせ体は洗えないしね。

入ってみるとちょうどいい湯加減♪

持参した桶に秋田の地酒「飛良泉」を湯船に浮かべ、一杯いただく。

至福のひととき˚✧₊⁎❝᷀ົཽ≀ˍ̮ ❝᷀ົཽ⁎⁺˳✧༚

汗水垂らして苦労して、疲れた体で入る温泉ほど気持ちいいものはありません!

小川のせせらぎを聴きながらのんびり浸かる露天風呂はサイコーでした╰(*´︶`*)╯♡

呆れたボディーガードに見守られながら心ゆくまで野湯を堪能♪

そして下山したのでした。

ところで5月って結構日が長くなってるんですね^^;

これなら山頂まで全然いけたじゃんヽ(;▽;)

BCの方は、山頂付近は気持ち良く滑れそうだけど、温泉も入るとなると道中、木が生い茂ってるので私にはちょっと厳しいかも。

また違うポイントでも探すとするか。

今回の詳しい内容の動画はこちら↓↓↓

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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