今回は黒部ルート見学会に参加して貴重な体験をしてきたので、その時の様子をシェアしたいと思います^^
見学会とはどんなものだったのでしょうか?
黒部ルート見学会に行くことになったきっかけ
去年初めて下の廊下のことを知り、2018年秋に歩いたことがきっかけです。
下の廊下を歩いた時はまだ黒部ダムがどれほど大変な工事であったかなど知るよしもありませんでした。
歩き終えて、宇奈月駅にある関電の黒部川電気記念館へ立ち寄った時、初めて世紀の大工事であったことを知ります。
もっと詳しく知りたくなった私は、家に帰ってから小説「高熱隧道」を読み
映画「黒部の太陽」を観て
アマゾンプライムビデオのプロジェクトX 黒四ダム ~断崖絶壁の難工事~も観て ※現在は見れなくなっているようです。
コミック版 プロジェクトX挑戦者たち―厳冬・黒四ダムに挑むを読んで
そこですっかり黒部に魅了された私。
今回参加した3名のメンバーもまた、黒部に魅了された者たちでした。
そして今年立山BCでお世話になったパパスノーさんに「申し込みしといて」と言われ、申し込むこととなったのでした。
ちなみに黒部峡谷パノラマ展望ツアーというのもありますが、こちらとは別のものです。
パノラマ展望ツアーは有料(トロッコ列車代込み)のツアーで比較的誰でも参加できますが、ルート見学の方は無料(トロッコ列車代は別途必要)ですが、行ける日にちと人数が少ない上に、とても人気が高いのでなかなかいけないものとなっています。
繰り上げ当選の奇跡
何を隠そう、実は私も2回応募して2回とも外れました(応募はハガキのみ)
1回の応募に第2希望まで書けるので、4回落ちてることになります。
紅葉の秋が一番人気で、多分この時期に申し込んでも無理だろうと思い、今年は諦めていたのですが、、、
1回目に応募した時の第2希望の日にキャンセルが出たと関電さんから電話がかかってきたんです!
見学会の2週間前でした(通常は2ヶ月くらい前にわかる)
しかもかかってきたのは家の電話で、たまたまその時家にいたので出れましたが、もし留守電に入れられていたら、、、
気づかずにそのまま数ヶ月放置プレイとなっていたかも知れません(家の電話はほとんどかかってこないのでチェックする習慣がなくて^^;)
6名で応募したのですが、急すぎて都合がつかなかったりで、行けたのは4名になりました。
こればかりは仕方ありません。
行けなかった友人のためにも、しっかり写真を撮ってくることにしました。
黒部ルート見学会応募について
黒部ルート見学会の内容については動画に詳しく載せているのでそちらに譲るとして、実際に応募〜見学会に参加してみた私の応募に関するお話をしてみたいと思います(行ってみたいと思われた方のために)
応募はハガキのみで、一枚のハガキで最大6名まで書くことができます。
そんな訳でみっちり6名の名前を書いて応募した訳ですが、多分1人とか2人の少人数の方が当選しやすいと思います(あくまでも憶測・たまたま行った日に6名分のキャンセルが出て私たちが選ばれたのだと思っています)
このルート見学会は黒部ダム発と欅平発の2ルートが用意されているのですが、欅平発のルート見学会の方が倍率は高めです。
この日の黒部ダムルート4.6倍
欅平ルート6.8倍
恐らく黒部ダム終点だとそのまま立山まで観光に行けるからだと思われます。
見学会自体は3時間半ほどと短く、欅平発は出発時間が早いのでお昼すぎには終わるからそのまま観光できちゃうという訳です。
とは言え、黒部ダムルートも捨てたもんじゃありませんよ?
動画でも紹介していますが、途中下車して絶景の露天風呂に浸かることもできますし、いくつかの駅で途中下車して観光もできます。
時間が許すのであれば欅平あたりで一泊すれば、いろんなところをゆっくり観光することが可能です(野営は禁止されています)
応募ハガキにはどちらのルートが希望かを書くのですが、「どちらでもよい」にしておきましょう。
その方が当選確率は上がります。
日にちは平日と週末とありますが、可能であれば平日がいいです。
やはり週末の方がはるかに倍率は高くなります(今年の最大倍率13倍、8月の日曜日・オフィシャルサイトにて倍率が分かるようになっています)
夏休み時期に次いで紅葉の季節は倍率が上がりますので、その辺りは避けた方が無難でしょう。
とはいえ、やはり希望する時期に行きたいですよね?
なので、毎年応募するくらいの気持ちで応募してみてはいかがでしょうか?
ちなみにルート見学会自体はほとんどトンネル内の移動なので、美しい紅葉の景色は観れません^^;
立山まで足を延ばすつもりであれば、紅葉はバッチリ観れます(欅平⇄宇奈月のトロッコ列車からも観れます)
あと、下の廊下を自分の足で歩くのもおすすめ。
もうええわ!って言うほどお腹いっぱいに紅葉が観れます(笑)
命がけですが・・・
そして応募に落ちても諦めてはいけません。
私のような繰り上げ当選の棚ぼたがあるかも知れませんから^_−☆
それと、必ず「高熱隧道」だけは読んでから行ってくださいね!
理解も深まり、感動もより一層大きなもにになること間違いありません。
黒部峡谷の河原に湧く絶景混浴露天風呂情報
こちら、正式には鐘釣温泉といいます(河原の湯)
無料で誰でも入れる温泉で、水着の着用も可となっています♪
無料でありながら、着替えのテントまで設営してくださってるありがたい温泉です♡
ちなみにテントのことまでは知らず、着替え用のマントを持参していったので利用はしていませんが、快適と思われますよ^^
ここの温泉なんですが、黒部川の水量に直接影響を受ける温泉で、川が増水すれば温泉は川の水に埋まって入れません。
また川の水が渇水となれば温泉も消失するそうです。
河原をスコップで掘ることで温泉は湧いて出てくるらしいのですが(スコップは鐘釣温泉旅館が無料で貸し出してくれます)屈強な男性4人がかりで掘っても全身が浸かれるまで掘るにはかなり時間がかかる、とのことでした。
そして増水の量によっては危険なため、途中下車すらできなくなるといいます。
更に!
今は黒部ダムが工事をしているとのことで、観光放水以外でも頻繁に放水をしているらしく、川の水が増水することが多いのだとか(数年先まで続く予定だそう)
なので、途中下車しても入れない可能性は高いですよと言われていました( ;∀;)
トロッコ列車の最終時間は結構早く、宿泊者以外は必ず下山しなければならないので(野営禁止)途中下車して入れない、となればその日はそれで終わりです。
リスクを取っても行くべきか、最初から違う温泉に入るべきか。
欅平から宇奈月までの間にはいくつか温泉があるのですが、釣鐘温泉のようなワイルドなものではなく、管理されたいつでも入れる温泉なため、私の食指が動かないのです(^◇^;)
黒部川の状況は当日になってみないと分からないということもあって、とりあえず入るつもりで水着を持っていきました。
ルート見学会が終わり、欅平駅で確認してみたところ、鐘釣温泉は下車できるとのこと。
温泉に入れるかどうかは分かりませんが、一か八かで行ってみることにしました。
で、行ってみると・・・
めっちゃベストな水量じゃありませんか♪( ´θ`)♨️
あとから聞いた話によると、ものすごく良いタイミングで行ったみたいです♪
温度もちょうどいいし、9月初旬で気温もちょうどいい♪
行ったことがあるという視聴者様がアブの大群に襲われた、とおっしゃっていたので、この温泉に気持ちよく入るにはタイミングなんだと思い知った次第です。
↑のことを仲間にも話したところ、入れないと思ったのか、あれほど水着を持ってくるように言ったにも関わらず2人が持ってきてませんでした。
そしてみんな鐘釣駅で途中下車するのも乗る気じゃない感じだったので、責任重大だと思いつつ運を天に任せて行った訳ですが、行って本当に良かったと心から思いました♪
気持ちよく入れるかどうか分かりませんが、一か八かでも行ってみる価値のある素晴らしい絶景露天風呂です♨️
最後に
知れば知るほど魅了される不思議な峡谷、黒部。
関西在住で関電さんには日々お世話になっているということもあって、それはそれは感慨深いものがありました。
関電さんにお世話になってなくても、感動すること間違いなしです(高熱隧道は読んでね)
動画でも体験はできますが、黒部の冷たい水や空気、高熱隧道の熱気は実際に体験してみないことには分かりません。
なかなか当選しないかも知れませんが、こういう機会でもないとなかなか行くこともないと思いますので、是非チャレンジして欲しいと思います。
黒部ルート見学会の動画はこちら↓↓↓
すごくいい体験ですね
行ってみたくなります
しかし
読書は苦手です 笑笑
黒木さん、是非行かれてください^^
本はすごく面白いので気づいたら読み終えてますよ(^_−)−☆