前回の続きです。
せっかくここまできたことだし、道の駅に寄って美味しい食材をゲットして帰ろう。
そう思った私はスマホで近くにある道の駅を探しました。
出てきたのは「道の駅 大和路へぐり」
ドッグコート桜からは12キロで、車で行けばすぐの距離です。
早速ナビを設定して向かったのですが。。。
なにやら様子がおかしい。
どんどん坂道を上っていくんです。
しかも急勾配。
ナビが間違ったのか?
嫌な予感しかしません。
ふと道路脇に立っている標識に目をやると「国道308号」と書かれています。
え、これが国道??
まさか!?
嫌な予感が的中しました。
数ヶ月前にたまたま見たYouTubeで「酷道」の存在を知り、こんなところステップワゴンでは絶対に行きたくない!と思っていたんです。
あまりの狭さと急勾配ぐいあいに「これは酷道に迷い込んでしまったんだ」と気づきました。
もう入ってしまったからには後戻りできません。
こんな時に限ってなんですが、ガソリンがありませんでした。
赤いランプが点滅している状態だったので、余計に焦ります。
一体どのくらい走らなくてはいけないのか?
この坂道は登れるのか?
アクセル全開でも全然スピードが出ません。
スタンドまでガソリンは持つのか?
こんなところでガス欠したらどうしよう?
もう精神が崩壊しそうなくらいにパニックになってました。
ちなみに以前は予備ガソリンを積んでいたんですが、冬山でしか必要に迫られることはないだろうということで、下ろしたのです。
そしてこんな時に限って対向車が来ます。
「こっちは下がれないからそっちが下がって」
すれ違ってみると相手の方が全然楽にバックしてすれ違えたことに気づきます。
。。。(ー ー;)
そして焦りがピークに達した頃、ようやく下り坂に入りました。
なんとか助かった。
下ってすぐのところにお茶屋さんがありました。
「峠の茶屋すえひろ」
寄ってみたい。
でも車を停められるスペースなんてないし、今は精神的に余裕がない。
ということで諦めて即下山。
もう二度と来ることはないので、残念ではありますが。
ちなみにここは昔、大阪からお伊勢参りに行くための通り道で、江戸時代には20軒近くのお茶屋さんや旅籠があったそうです。
賑わっていたんですね。
景色も良さそうだったので、一息つくには最高のスポットだと思いました。
なんとかガソリンを入れて、閉店間際の道の駅にギリギリ滑り込むことができたのでした(お茶屋さんに寄ってたら閉まってるところだった^^;)
今回はうっかり迷い込んでしまいましたが、皆さんは行かない方が賢明です。
路肩に落ちたり横転する車もあると聞きます。
またここは周辺の住民の方の生活道路にもなっているため、遊び半分で行くにはご迷惑をかけてしまうことにもなりかねません。
徒歩でも2時間くらいで抜けれるようなので、ご興味がある方は徒歩で超えられることをお勧めしておきます^^;
その時に撮った映像はこちら↓↓↓
はじめまして。
毎回楽しく拝見しております。
何気なく見ていて、既視感が、、
コンクリートに丸い模様の道、もしやまさかの暗峠!
大昔ですが。枚岡東小学校卒業です。
年に一度、高学年が暗峠に遠足に行きました。帰りの下り坂は気をつけないと、加速がついて止まらなくなりました。
暗峠の手前から、額田駅下の小学校まで通ってる同級生もいました。あのあたりは急な坂ばかり。今の年齢なら登れません!
昔の人は健脚でした。
道も狭い狭い、電動自転車も無理、車もしんどい。
でも、春の桜はきれいですよ、道の脇に咲き誇ります。
でも、たまに毛虫が落ちてきます。
懐かしい道を思い出しました。
これからも、むぎ君と元気に飛び回ってください。